意外と罠が多いスマートEXとモバイルSuica!

スマートEXとモバイルSuica(モバイルスイカ)でハマったことを書きます。都内在住で最近モバイルSuicaを利用し始めました。オートチャージ付きです。

スマートEXでモバイルsuicaの登録をしないと利用できない

そもそもですが、下記の手順(Ⓑ:交通系ICカード情報入力(任意登録))をきちんとやることが重要です。モバイルSuicaとSuica(カードタイプ)はIDが異なる別物です。

https://smart-ex.jp/beginner/entry/sp/

私の場合は、普通のSuicaで元々利用していたため、SuicaをモバイルSuicaに移行した時にスマートEXの変更を忘れていました。モバイルSuicaのICカード番号(Suica ID)を探すのに手間取ったので、設定方法をJR-Eastが配布しているPDFから引用します。

[Android端末] モバイルSuicaアプリを起動 > 「その他」タブ > Suica ID番号

https://www.jreast.co.jp/eki-mob-cp/shin2017sm/pdf/checkmsid.pdf

[iPhone] Suicaアプリを起動 > Suica一覧 > iマーク > Suica ID番号

https://www.jreast.co.jp/eki-mob-cp/shin2017sm/pdf/checkmsid.pdf

スマートEXを利用すると乗車券が割高になる1

通常期ののぞみで東京都の金町駅から愛知県の名古屋駅まで行く場合、下記のようなことが発生します。

切符:11,300円
スマートEX:11,409円

通常、東京で新幹線の切符を購入すると、乗車券が「東京都区内→名古屋」というようになっている。なので、例えば、金町から名古屋に行く場合でも東京→名古屋の運賃に金町→東京の運賃が含まれます。
ですが、スマートEXを利用すると、東京都区内という乗車券は適用されないので、金町→東京(309円)、東京→名古屋(11,100円)を別々に購入する事になるため、割高になります。

スマートEXを利用すると乗車券が割高になる2

東京駅 → 恵那駅(岐阜県)

切符:12,070円
スマートEX:12,270円

理由は、上述した通り、東京→名古屋、名古屋→恵那で別々の乗車券になってしまうからです。基本的には距離が長くなるほど乗車券がお得になる料金形態になっています。

金額の大小はあると思いますが、乗る駅、降りる駅によってはコーヒー一杯分ぐらいの損失が出る場合もあると思うので、一度計算してみるのが良さそうです。

新幹線からSuica圏内(東京駅のJR乗り換え口など)に乗り換える時、オートチャージされない

残金が7円の状態で東京駅の新幹線からの乗り換え改札でタッチしたらピーとなって、焦ったという話です。

東京に帰ったらオートチャージされるからいいやって思っていたら、新幹線→JR乗り換えではオートチャージされませんでした。

Suicaのパスワードも分からなかったのでチャージできず、改札の窓口にいくもモバイルSuicaにチャージはできないと言われ、時間がなかったので降りる駅で精算ができないかと相談したら、精算券なるものを渡してもらい無事通過できました。

降りる駅では、どこから乗ったかとか簡単に経緯を聞かれ、面倒でした。

地方ではオートチャージが使えない、現金でチャージをすることが困難

SuicaのパスワードやJR-Eastとの連携をしていて、Web上でチャージができれば問題ないです。私の場合は、そのパスワードが分からなかったり連携をしていなかったため、すごく面倒でした。最終的にチャージは諦めて、乗り越し精算を窓口でしたり、切符を買ったりしました。

モバイルSuicaで新幹線の切符を購入する際は窓口でしかできない

スマートEXを使わないで新幹線に乗る場合です。

モバイルSuicaで東京駅まで行って、構内で切符を買う場合、券売機で購入ができません。モバイルSuicaを読み取ることができないため、東京駅までの乗車の精算ができないからです。。。

この場合は、窓口に並んで購入するしかありません。

でも切符を購入するパターンに該当するので、東京都区内からの乗車券になるので、モバイルSuicaの分は範囲内であれば0円で精算されます。

まとめ

地方にいく際は、旅を快適に過ごすために現金やSuicaのカードを持っていった方が無難だなぁと思いました。
私の利用する駅の場合だと、新幹線は切符で購入した方がお得だなという判断に至りました。
単体ではとてもいいサービスだと思いますが、連動すると何か物足りないサービスなのが残念です。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です